【ポケモンSM S5使用構築】陰キャループ【最終1903 最高1940】
初めに
気が付けばS1ぶりの記事。どうも、お久しぶりです、ドノウエです。
今年度より社会人となってしまったので、最近はめっきりレートに潜る頻度も少なくなっていましたが6月のポケ勢飲み会によりモチベーションが復帰(まあ、ポケモン意外の話しかしてなかった気もする)。S2~4までは30戦くらいしか潜ってませんでしたが、S5は久々に2000を目指してレートに潜ってました。
結論から言ってしまえば2000に乗せることは出来なかったのですが、構築自体は非常に手応えがあったので構築記事を書くに至りました。
2000乗ってない構築記事なんて興味ないよ!という方もいるかと思いますが、読んで頂けると幸いです。
これ以下は常体で書きますが、文体が混在している可能性があります。見つけた場合はこっそりと指摘して頂けると幸いです。
また、リンク先はすべて無断リンクです。問題がある場合はご一報ください。
構築経緯
S2で雨パを使っている中でボーマンダ+ナットレイの並びが非常に使いやすかったことと、先のポケ勢飲み会でのフレ戦で使ったドヒドイデ+ナットレイの並びに非常に可能性を感じたため、ボーマンダナットレイドヒドイデの3匹の並びを確定。
この並びではナットレイがリザードンの起点にされた瞬間に負けるので、XYどちらのメガリザードンにも強いチョッキを着せたヒードランを採用。
電気の一貫を切りたいので地面枠が欲しく、ボーマンダに勝ちうるマンムーを採用したかったが、格闘弱点を3体並べたくなかったため似たようなことができそうなドンファンを採用。
命の珠を持ったマンムーが非常に重く感じたのとオニゴーリに勝ちうるポケモンが欲しかったので、Zクリスタルを持たせたギャラドスを採用した。(なお、オニゴーリは結局辛かった模様)
このパーティでレートに潜っていたが、ドンファンではサイクルが回しづらく、氷の礫が思った以上にメガボーマンダに入らなかったので、カバルドンに変更し今の形となった。
個体紹介
ボーマンダ (NN:サラマンダー)
性格:慎重 特性:威嚇→スカイスキン 持ち物:ボーマンダナイト
実数値(メガ前):191(164)-158(20)-102(12)-*-143(236)-130(76)
実数値(メガ後):191(164)-168(20)-152(12)-*-154(236)-150(76)
技構成:捨て身タックル 地震 竜の舞 羽休め
陰キャに理解のある陽キャ。
このパーティ唯一のメガ枠。生半可な耐久のポケモンの安易な後出しを許さず、中途半端な火力のポケモンを容赦なく起点にしていくその姿はまさに暴君。
後述するナットレイを含めて、調整や技構成に関しては上記のものを参考にした。参考というよりは丸パクりである。
元々は参考元と同じように空元気と捨て身を両採用していたが、ボーマンダが状態異常になることがほとんどなかったこととヒードラン等のポケモンがドヤ顔で突っ張ってくるのが許せなかったため空元気を地震に変更。
飛行技(ノーマル技)に関しては反動のない恩返しも候補に入るが、このパーティおいて非常に重たい霊獣ボルトロスの確定数が変わるため捨て身タックルの採用に落ち着いた。とはいえ、霊獣ボルトロスをボーマンダで見ることはほとんどなかったため、この辺りはもう少し考える必要がありそうである。
このポケモン1体で3タテすることもしばしばあり、相手に使われるととても辛かったが思った以上に活躍させてあげられなかった。この辺りがレートを伸ばしきれなかった理由だと思う。
性格:呑気 特性:鉄のトゲ 持ち物:食べ残し
実数値:181(252)-114-167(4)-*-168(252)-22
技構成 :ジャイロボール 宿り木の種 ステルスロック 守る
ボーマンダと相性のいい陰キャ。
調整に関しては前述の通り。コケコ、テテフ、レヒレと環境に蔓延るあらゆるカプ系に強い。ブルルは技構成次第では怪しい気はするが、当たった記憶がないのでセーフ。
Dに厚く振っているお陰で火力アップアイテムを持っていないコケコのめざ炎を食べ残しの回復込みで2発耐える。強い。
一方、Bは4しか振っていないので過信は禁物。それでも、宿り木と食べ残しでぐんぐん回復していく姿はさながらゾンビ。
技構成に関してはカプ系に一貫し、テテフを一発で仕留める火力の出るジャイロボール、回復ソースの宿り木と守る、サイクル戦を有利に進めるためのステルスロックとしている。
カプ・レヒレが全く草技を警戒しないのかドヤ顔で挑発を打ってくるので、パワーウィップや種マシンガンが欲しい場面もあったが、草技がなくても基本的には勝てたので必要はなかった。
リザードン、ウルガモス、バシャーモ、ルカリオと言った高火力の炎タイプや格闘タイプがポンポン後出しされるが、基本的には後述するヒードランやドヒドイデの後投げが間に合うので安心してステルスロックや宿り木の種をまいていける。
肝心な場面で宿り木の種を外したり、急所に当たったり、凍ったりはしたが、ほぼすべての試合に出したのではないかというくらい選出した。数えたわけではないが、体感選出率は圧倒的1位。
PP合戦になることも多いのでステルスロックのPPは必ず増やしておきましょう。
ドヒドイデ (NN:ゲスのきわみ)
性格:図太い 特性:再生力 持ち物:黒いヘドロ
実数値:157(252)-*-224(252)-73-163(4)-55
技構成:熱湯 毒々 自己再生 黒い霧
ナットレイと相性のいい陰キャ。
特別な調整案も思い付かず、他のドヒドイデが入ったパーティを見てもHBに振り切っていることが多かったのでHBぶっぱ。
生半可な火力ではびくともせず、黒いヘドロや自己再生、特性再生力で回復していく無限要塞。高火力の特殊技でもない限り簡単には落ちないのが非常に魅力的。
バシャーモやルカリオ、フェローチェと言ったナットレイを起点にしうるポケモンたちのメインウエポンを両半減できるのも魅力の1つ。
技構成は30%で物理ポケモンを機能停止に追い込める熱湯、サイクルの中でじわじわと削りを入れられる毒々、回復ソースの自己再生、起点にされるのを回避するための黒い霧としている。
毒々を毒びしにするのもアリだとは思うが、個人的に今の環境にそこまで毒びしが刺さっているとは思っていなかったので毒々を優先。メガボーマンダに身代わりを張られてしまうと壊せないので冷凍ビームが欲しい場面もあったが、切れる技がなかった。火力が恐ろしく低いため、メガボーマンダに限らず身代わりを張られるとかなり辛い。
熱湯があまりにもぬるま湯で10回連続で焼かなかったりもしたが、選出率はなかなか高かった。
PP合戦になることも多いので黒い霧のPPは必ず増やしておきましょう(2回目)。
ヒードラン (NN:G.G.)
性格:控えめ 特性:貰い火 持ち物:突撃チョッキ
実数値:175(68)-*-126-191(188)-158(252)-97
技構成:オーバーヒート ラスターカノン 噴煙 原始の力
陽キャになりたい陰キャ。
いわゆる(?)チョモドラン。普段から仲良くさせてもらっている舞桜にゃんの以下の記事が元ネタ。それを今回7世代版としてアレンジした。
耐久はDに厚く振り、控えめカプ・テテフの気合い玉を2発耐えられるところまで振っている。臆病であれば霊獣ボルトロスの気合い玉も高確率で2発耐えられる。
メガリザードンYの気合い玉は流石に厳しいが、最近のメガリザードンYは気合い玉を持っていないことの方が多いように感じたのでそこまでは意識しなかった。最悪、かわせば問題ない(かわせる訳ではない)。
技構成は最大火力のオーバーヒート、カプ系に一貫するラスターカノン、後出しされるガブリアスやランドロスを30%で焼け火力を落とさずに打てる噴煙、リザードンやウルガモスに打つための原始の力とした。
メガリザードンXや相手のヒードランまで考えると大地の力が欲しく、オーバーヒートを大文字に変更し、炎技を1つにすることも考えたが、大文字の命中率を考えて不採用。また、このパーティは非常に霊獣ボルトロスが重たく、一撃で倒しうるオーバーヒートを切る方が危険だと判断した。
物理耐久はほぼ振ってないも同然なので過信は禁物。一方、対特殊に対しては絶大の信頼をおいてよいと言っても過言ではない。
性格:陽気 特性:威嚇 持ち物:ヒコウZ
実数値:171(4)-177(252)-99-*-120-146(252)
技構成:滝登り 氷の牙 飛びはねる 竜の舞
陽キャ。場に出た瞬間から相手を威嚇するDQN 。
ここまでの4体+当時はいたドンファンでは命の珠を持ったマンムーが辛く思えたこと、Zクリスタルを持ったポケモンがいなかったことから採用。Zクリスタルではなくメガストーンを持っているかもと相手が警戒してくれると嬉しい。
努力値振りはASぶっぱ。技構成も至って普通のヒコウZギャラドスのものだと思われるので、別段言うことがない。強いて言えば、地震が欲しくなることが稀にあった程度。無難に強かった(小並感)。
カバルドン (NN:カバですな)
性格:腕白 特性:砂起こし 持ち物:ゴツゴツメット
実数値:215(252)-132-170(132)-*-108(124)-67
技構成:地震 氷の牙 怠ける 吹き飛ばし
ドンファンを押し退けて入ってきた陰キャ。
ナットレイやドヒドイデがメガボーマンダの起点になってしまうので、後出し出来るポケモンを、と思い投入。まあ、それでもメガボーマンダが辛いことに代わりはなかったが…。
耐久はHにぶっぱし、Dは霊獣ボルトロスの目覚めるパワー(氷)を2発耐えられるところまで振り、残りはBに振った。
尤も、悪巧み気合い玉Zは耐えられない。しかし、相手にZ技を打たせてしまえばヒードランが耐えるかかわすかの可能性が出てくるので、それだけでも仕事はしたことになる。
技構成はタイプ一致技の地震、メガボーマンダに起点にされないための氷の牙、回復ソースの怠ける、起点にされるのを回避するための吹き飛ばしとした。
ステルスロックやあくびが欲しい場面もあったが、ステルスロックはナットレイが打てるためにカバルドンには不要と考えた。また、あくびはカプ・コケコが結構な割合で出てきたこと、身代わりを持っているメガボーマンダが多かったことから上記の4つを優先的に採用した。
最後に入ったポケモンではあったが、選出率は非常に高かった。
基本選出
大概これ。リザードンやウルガモスがいる場合はヒードランをボーマンダがいる場合はカバルドンを選出していた。また、バシャーモに対してはボーマンダギャラドスカバルドンドヒドイデと強いポケモンが多いが、バトンタッチを所持していることが多いので基本的にはドヒドイデを選出していた。
とはいえ、現環境ではパーティが多様にあるため、その都度柔軟に選出を決めた方が良いと考えている。
苦手なポケモン・並び
散々意識している割にそれでも辛い。カバルドンの選出は必須であるが、毒々を持っていると辛い。
- 霊獣ボルトロス
10万ボルト目覚めるパワー(氷)気合い玉悪巧みの技構成で全員無慈悲に殺される。ヒードランの選出がほぼ必須であるが、悪巧み気合い玉Zを当てられないように気を付ける必要がある。
- グライオン+物理受け
グライオン自体ははギャラドスやボーマンダで対処できるが、裏からポリゴン2などの物理受けが出てくると辛い。その場合、ハサミギロチンを何度かかわす必要がある(場合によっては全てかわすしかない)。同様の理由で受けループは非常に辛い。
キノガッサ自体がやや辛めであるが、不意に出てこられると非常に辛い。
- うちわけ出来るサザンドラ
フェアリータイプがいないので悪の波動の一貫がある。大地の力を持っていると非常に辛い。うちわけができなくとも、眼鏡をかけたサザンドラに悪の波動を連打されるだけでも辛い。
無理。当たらないことを祈るしかない。
終わりに
このパーティなら絶対に2000に行けるはずだ~~~!!!と思いながら潜っていたにもかかわらず、結局2000に乗せることはできず非常に悔しいシーズンとなってしまいました。
2000に乗っけて(おそらく)最終シーズンはエルフーンを使って行けるとこまで行こうかな、と皮算用をしていたのですが、2000に乗っけることが出来なかったのでエルフーンを使うのはお預けです。
エルフーンを使って2000に行けば問題ない?そんな実力、今の僕にはないです。
S6こそ2000に乗せます。あわよくば2100。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
何かありましたら、Twitterまでお願いします。
ではでは。